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- Q1どんな原因の火事が多いですか?
- A淡路島の場合は、「田のあぜ焼き」や「ゴミ焼き」から火事になるのが一番多いです。そのほかの原因として、「たばこ」、「たき火」、「コンロ」、「放火」が多いです。
- Q2火は怖くないですか?
- A消防士といっても火は怖いです。でももっと怖いのは煙です。
- Q3防火衣は、どんな素材でできていますか?燃えないですか?
- A特殊な繊維(アラミド繊維)で作られていて1200度で約15秒耐える性能ですが、実際はそれを着る人間が高温に耐えることができません。重さは約10kgと重いです。
- Q4ホースの長さは、何mですか?
- Aホース1本の長さは20mです。重さは、7~8kgです。3~6本を一度に担いで走ります。
- Q5消防車には、水がどれくらい積んでありますか?
- A水槽付ポンプ車には、800リットルの水が積まれています。でもそれだけでは、2~3分ぐらいしか放水できないので、その間に消火栓や池・プールなどから水を取って消火します。
- Q6はしご車のはしごはどれくらい伸びますか?
- A26mまで伸びます。ビルの8階の高さまでとどきます。淡路島には洲本消防署に1台しかありません。
- Q7サイレンを鳴らすのはなぜ?何キロで走っているの?
- A消防車や救急車は、1秒でも早く現場に着かなくてはいけません。そのため、急いで現場に向かっている事を周りに知らせるため、サイレンを鳴らし赤色灯を回して走っています。消防車にも速度の制限があります。一般の道路では時速80キロまで、高速道路では時速100キロまでと法律で決まっています。
- Q8消防車の色はなぜ赤いの?
- A消防車が赤色とされた理由は定かではありませんが、外国から輸入した蒸気ポンプの消防車が赤であったことから、日本でも赤色としたというのが一般的な理由のようです。また、昔は赤い車が少なかったので、サイレンを鳴らして走る時に目立つように赤色とした、炎の赤をイメージさせ火災に気をつける気持ちを持ってもらうように赤色にした、などいろいろな説があります。現在では、法律の決まり「道路運送車両の保安基準」で、緊急車の車体の色が決められています。
- Q9救急車はなぜ白いの?
- Aなぜ白色に決まったかははっきりしませんが、救急業務が開始された当時、外国から輸入したものが白だったこと、また、白が清潔なイメージであることなどの理由によるものではないかといわれています。
- Q10どんな訓練をしていますか?
- A放水訓練をしたり、ロープを登ったり渡ったりする訓練をしています。他にも、海や池で溺れた人を助ける訓練をしたりしています。
- Q1124時間消防署にいると聞きましたが夜は寝る事ができるのですか?
- A夜中の12時から朝の6時まで仮眠することができます。いつでも出動できるように活動服をきたまま仮眠しています。
- Q12火事を消した後は、何をしますか?
- Aなぜ火事になったのかを調べます。その結果から同じような火事が起きないようにしたり、早く消火する方法を考えたりして役立てています。
- Q13火事がない時は、何をしていますか?
- A災害はいつ起こるかわかりません。いつでもすぐに出動できるように、車や道具の点検や、どんな災害にも対応できるように勉強したり訓練をしたりしています。そのほかにも、いろいろな所に出かけて火事を起こさないためにどうするか、火事が起こったらどうするか、などの方法を呼びかけています。
- Q14消防署がない昔は、どうやって火事を消していましたか?
- A消防署ができる前は地元の消防団の人が火事を消していました。もっと昔の消防自動車のない時代は燃えている周りの家を破壊し燃え広がるのを阻止して消えるのを待っていました。
- Q15子どもが火事を見つけたらどうしたらいいですか?
- A大きな声で「火事だ!」と言って大人の人に知らせてください。危ないので絶対近づかないでください。
- Q16消防署では、出動の時に滑り棒を使っているのですか?
- Aケガをする危険があるので、今は使っていません。
- Q17レスキュー隊について教えてください。
- A特別救助隊といって火事や事故などで人命救助を専門に行うため特別な訓練を受けたチームです。
- Q18119番はどこにつながりますか?
- A淡路島のどこから119番しても、洲本にある消防本部の指令センターにつながります。
- Q19声が出せない人は、どうやって119番するのですか?
- A119番はFAXに対応しているので、通報用の用紙に書き込んで送ってもらいます。
- Q20火事や救急の119番は、いつごろからですか??
- A昭和2年10月1日からはじまりました。まだ、電話がダイヤル式だったとき、とにかく、早く回せる数字(ダイヤル式では、数字の1から順番にならんでいました。)と、かけまちがえないよう(大正15年ごろには、火事の連絡用として112番がつかわれていましたが間違いが多かった。)にわざと離れた数字の9をくみ合わせたものです。
- Q21救急車のヘビのようなマークはどのような意味がありますか?
- A救急医療のシンボルマークで「スターオブライフ」(生命の星)と呼ばれています。ヘビは知恵を表し、杖は命を表しています。また、6本の柱は、覚知、通報、出場、現場手当、搬送中の手当、医療機関への引き渡しを表しています。もともと、ギリシャ神話の伝説で、古代ローマで病気が流行っていた時に、アスクレピオスという杖をついている人が、ヘビの姿で現れ、病気になっていた市民を救ったという伝説からヘビと杖がシンボルマークになったようです。